Bonnechanceと　いっぱいあってな・・・

先日、3歳下の従姉妹がなくなりました。

彼女は、5年前に、ようやく2人目の子を授かって、出産と同時に癌が見つかりました。

「子供を生んだのだから、もっと生きたいでしょ・・・」と
生きるために前向きな治療をしなくてはいけないから・・・
選択の余地も無く、告知をされたそうです。
その後、すぐに癌センターへの転院・・・
手術をした時点で、その状態は、思わしくない状態でした・・・

彼女は、子供を育てるために、1日でも長く生きたいから
5年の間、転移を繰り返す癌を・・・
10回以上の切開手術をし、副作用の有る治療を受けて除去してきました。
そんな状態でも、食べなきゃ治らない・・・
いっぱい食べて、早く良くなり自宅に帰るのだと言っていたそうです・・・

先生も、少しでも長く生かしてあげたいと思ってくれたから、
こんなに沢山の手術をされたのでしょうね・・・

最後の手術では、脳の記憶に必要な部分の1部を除去した中
記憶が少なくなっても、毎日毎日みんなに感謝していたそうです。

本人も、周りの人間も、5年間は長かったでしょう・・・

彼女は、病気なのに幼稚園の送り迎えをし、料理を作り・・・
親としての仕事も、こなしていたそうです。

彼女にそっくりな5歳の子は、
火葬される母に、バイバイと言っていましたが・・・
実際、よく判っていないようでした。

葬儀から帰ってきて、
脱力の中、人って凄いな、母は強いな・・・と感激して止みませんでした。

ぽかっと空いた時間の中で、何度もため息をついていたら・・・

死んだと思って外に放置していたクワズイモの幹に、小さな芽を見つけました


今はこんなに大ききな葉になりましたが・・・
先週見つけたときは、こんなに小さくて・・・

このまま放置していたら干からびて枯れてしまっていたかもしれません

生きる力って凄い・・・植物も、人間も・・・
だけど、支えあう気持ちが必要なんですよね・・・どちらにも

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