スラムドッグ$ミリオネア♪

ふっこ♪

2009年06月04日 12:29

我が家は、義弟の映画会社勤務の弟の計らいもあって、数多くの映画を観れています。

その義弟の、5月のお薦めは、
『スラムドッグ$ミリオネア』



スラムドッグ$ミリオネアと言えば、
アカデミショーで最も栄冠を多くもらった映画くらいな認識と、
ファイナルアンサー?のサクセスストーリー!?と思っていましたので、
そこまで興味も、行く気もありませんでした。

しかし、義弟の薦めとあっては…何が何でも行かなくては…と
レイトショーに一人で行ってまいりました

公開から随分と時期が経過しているにもかかわらず、
ホールの1/3位席が埋まっていました。

インドムンバイのスラム育ちの青年が主役で、
貧困の中で、宗教、人種的なことから親を失い…
幼い兄弟2人で生きていきながら、無学のまま大人になって行く…
無学だけど生きる中で学んだ事が、彼の底力となり…
人を愛する事、お金を得る事、人間としての尊厳を捨てないこと・・・
それがクイズの問題と重なって、クリア出来ていく・・・
貧困であっても、生きること愛する事を諦めないパワー…
そして、運

完璧な出来上がりだと思います。
映像からも、スラム、インド、貧困が、
ぞくぞくするくらい伝わってきて、何度も鳥肌が立ち、
何度も泣き、何度も声をあげそうになりました。

失敗したのは、一人で行った事
タージマハルが出てくるまでの間は、
握り締めたこぶしに、自分の爪が食い込んでいました

義弟の薦めは、受けて良かったのですが、
Happyendの最後の場面でも、まだ何かが起こるのでは無いかとドキドキしていて、
ダンスが始まってやっと笑えました。2人以上で行った方が良いかもしれません



観に行く映画が無いけど、レディースデー等で映画に行こうかと思っている方、
映画館で観ておくべきだと思います。
ハイビジョン対応のTVでも、あの壮大なインドのそれは、
味わえない物だと思いました

最近のニュースで、
子役を演じた子供達がスラムにて、路上生活に戻ってしまったと報じていましたが、
なんとも出来ない現実と、映画関係者が救いの手を差し伸べる事の限界が、
もどかしいです





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